川本基記

from:川本基記

「先生聞いてください」

つい先日のことなのですが、
仕事中に歯が痛くなりました。

トイレに行って鏡で、
口の中を見てみると、
虫歯ができていました。

「うわ! こんなになってる」

前から薄々、虫歯ができている感じはしたのですが、
痛みもないし、忙しいしと思って、
歯医者さんには行かずに放置していました。

それが失敗でした。

痛みがないのなら、
行動しませんが、痛みがでると、
さすがに我慢できません。

仕事終わりに、
歯医者さんに行こうと、
さっそく近所の歯医者さんを
予約しました。

電話をとったスタッフさんは、
お世辞にも愛想がいい感じではありませんでした。

先「はい。○○歯科です」

私「すみません。
  本日19:00に予約を入れたいんですけど
  空いてますでしょうか?」

先「はい。大丈夫なんで19:00までには来てください」

私「わかりました。よろしくお願いします」

先「ガチャ」

「話をするのが面倒なのかな?」

と思ってしまうほど、ぶっきらぼうな声で、
すぐに切られてしまいました。

少し嫌な気分にはなったのですが、
とにかく歯が痛いので、そこに行くことにしました。

その歯科医院さんは、ビルの一室でやっている、
小さな歯科医院さんでした。

歯医者に行くこと自体、久しぶりなのですが、
イメージしていた明るい雰囲気ではなく、
すこし暗い感じの印象でした。

ドアを開けると、

「どうぞ。」

と一言だけ。

先ほどの電話の対応もあり、
あまりいい気分はしませんでした。

「川本さんどうぞ!」

とスタッフさんに、呼ばれ、
治療室に入ります。

眼鏡をかけた45歳くらいの
少し怖そうな先生が治療をしてくれました。

先生「じゃあ削りますから口あけてください」

私「はい。 お願いします」

躊躇なく先生は、私の歯を削ります。

「え! 痛ければ手をあげてください」

とか言わないの?

と思いました。

ウィーンウィーンと
歯を削るときの嫌な音が、
耳にはいります。

ガリガリ削られている中で、
少し痛みを感じた私は、
右手を大きく上げ、一旦手を止めてほしい、
合図をだしました。

先生はまったく手を止めません。

まさか、集中し過ぎて、
気づいていないのでしょうか?

それとも、気づいてはいるけれど、
無視しているのでしょうか?

どちらにしても、
いい気分ではありません。

結果的に言うと、治療が終わるまで、
一時、手を止めることはありませんでした。

正直に言いますと、
もうこの歯科医院には二度といきたくない
と思いました。

患者さんに対する気遣いは一切なく、
ただ、治療をするだけ。

私が、この歯医者さんに求めているのは、
痛みを早急にとってほしいということでした。

目的は達成されました。

しかし、

いい加減な対応をされ、
患者さん目線になっていない先生に、

「また行きたい」

「あの歯医者さんいいよ」

とは誰にもすすめることはできません。

むしろ、

「あの歯医者さんは、
 やめておいた方がいいよ…」

という悪いクチコミを
流してしまいたい気持ちになってしまいますよね。

患者さんのニーズに応えることは、
最低限、必要不可欠ですが、
それ以上の付加価値を患者さんに与えることで、
リピートしたくなるかは決まってくると思いました。